「美濃部」東京、「長洲」神奈川、黒田「大阪」、畑「埼玉」など革新知事が相次いで誕生したころ、祖父と父の会話で「これらは松岡や岸と同じ連中か?」と祖父の発言。私は「保守」対「革新」の意味合いで理解していたので、何のことやらと訳が分かりませんでした。祖父は、日産コンツェルンの総帥で、満州で事業展開した鮎川義介を多少知っていたので、その周辺からの話で、現状打破を目指す人々のことを当時、革新官僚と言っていたことを指していました。時代によりことばの意味合いが変化するものの一例かなと思います。