映画館でおかしい場面で笑うのは自然なことですが、そうでない例。「裸者と死者」という戦争映画でのこと。日本軍の斥候が米軍を探している場面。「あっちへ行きましょう」と上官の命令。館内に失笑が流れました。「ロミオとジュリエット」で、斜め後ろからシクシクと泣き声。振り向いて思わすプッと。画面のO・.ハッセーの顔とその女学生とのギャップのため。あとで、良くないこととは思いましたが。「地獄と高潮」という北極海の中国の核基地をたたくという映画。日本で潜水艦を改造しているドックの壁に「禁煙」と大書してある下で、くわえ煙草で溶接作業している米国の特殊任務員。