日本海海戦を聞く?
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老人たちの話。明治38年の日本海海戦の時、彼らは10代。破裂音が聞こえたので皆んなで山に登る。雲間に稲光りがして、やや遅れてドーンという音。「始まったぞ」とみんな大興奮。新聞でロシア艦隊の接近を知っていたので、いよいよかという訳です。距離的に見ると、翌日の追撃戦のシーン。もちろん遠すぎて見えません。その後、「鬼ごっこ」や「カン蹴り」の始めの掛け声が「艦中、用意、テー」となる。これは私らにも引き継いでいました。この世代は、今度の戦争では、50代で徴用に出でおり、息子たちを兵隊に行かせています。そして彼らがいなくなり、戦没者慰霊祭に親世代がいなくなったということです。